1、2号機の紹介(1997年の大会後記)
2号機は最初、ワイパーモーターによる後輪駆動でのエントリーで直前まで製作して、何とか完成と思ったが前日のテスト走行でモーターがギア破損で駄目になった。急遽マクソンのモーターで前輪駆動に変更。なんとか前日に動くところまで。しかし、当日練習前の練習でモーターを焼いてアウト、今年は厄年でついてない、ソーラーラジコンカーでも、風で飛びーのパネルの線外れーのモーター焼きーの挙句は万全を期した1号機のモータートラブルそりゃねーよと数日夢で歯がゆい思いをしてしまった。
3号機の紹介(1998年の大会後記)
完走を目標にドライバーは60kgオーバードライバーでトラブルなく全体で34位、前年に好条件なら上位入賞もあったのだろうけど。3号機はエスティマのワイパーモータを使って後輪駆動にして完走を目指したが、直前にはバッテリーの逆接続、ステアリング締付け部分のネジがバカになる等のトラブルがありながら最後まで余力を持ってゴールした。ドライバーを含め強運のメンバーが揃っていたのだと思う。
4号機の紹介(1999年の大会後記)
前輪1輪で後輪2輪で右後輪が駆動輪になっている。基本的には3号車の改造版ではあるが、本来のワイパーモータのウォームギアから切断して平歯車のヘッドギア1/36で減速使用している。
ギアヘッド軸に14Tの歯車を取付け後輪の14T(内装3段)にチェーンで伝達して、今回は無負荷で時速9kmを最高速度に設定している。これは前回までが12V4AHのバッテリーが2個使用できたが、今回は12V5AHが1個になったためである。
後輪にコイルサスペンション(スクーターの分解品)を採用して、運転者への衝撃を緩和している。前輪は板バネ式のサスペンションを採用。バッテリーは1号機でバッテリーが外れてトラブルに見舞われたので、計器パネルの裏側に配置した。
モーターはワイパーモーターを使用している。今回は計5種類のモーターについて走行試験装置による走行データ比較によって決定した。
ルームランナーを拾ってきて分解して走行試験装置を2台製作した左上は平地走行装置でほぼ60kg程度のドライバーが低速で走行する条件となる。右下は坂道を想定したものであるがかなりの負荷になる、今回のコースには坂は無いので使用していない。
*24Vダイナ
*12V古いトヨタワイパーモーター
*昨年の3号機使用のトヨタエスティマワイパーモーター(これは一昨年の優勝車両が使っていた)
*ベンツについていたSWF製ワイパーモーター
*BMW1についていたBOSCH製ワイパーモーター(これは昨年の優勝車両が使っていた)
クランプメータによる消費電流とバッテリー電圧の測定を2ペンレコーダで1時間走行させて記録した結果を元に今回はエスティマのモーターに決定した。BOSCHのモータを取付けの際一度分解したためなのかはっきりしないが思っていたようなデータがとれなかったが、小形の割にはパワーがあるようだがSWF製の方がエスティマに近いデータをはじき出した。今回はバッテリーの放電特性も同時に把握できたので、この車の設定としてはパーフェクトではないかと思う。
4号機で目標の楽しんで参加ができた。順位もワイパーモーター部門で8位から7位になった。バッテリーの容量が少なくなっても上位チームは関係ないような走りには感心させられた。来年は減速効率と転がりの追求をしてみたい。
5号機の紹介(2000年の大会後記)
丸ゴムベルトを使った1段変速に挑戦、ロスが多いわりに安定して走行できた。機械精度がいらない駆動で楽であった。
6号機の紹介(2001年の倉工1号)
ホンダのインホイールモータを前輪に2個使用した重量級。思っていた通りに途中で電池切れ
7号機の紹介(2002年の倉工2号)
組み立て式に挑戦したが、下手なカウリングは付けるとマイナスになることが良くわかった。
8号機の紹介2003年の倉工3号)
組み立て式にカウリングを付けてみたが、途中でハンドルを固定しているネジが外れて操縦不能になった。
*組立式省エネカーについて(平成14年)PDFによる資料
9号機の紹介(2004年の倉工4号)